コロナでかわった!!!最新の家づくり♪5つのポイント✨
コロナ禍で、私たちの暮らしは大きく変わりました。
真夏でもマスク
ソーシャルディスタンス
リモートワーク
オンライン飲み会・・・
去年の今ごろは、想像もしていなかったことばかりですね。
「家で過ごす時間」「家でしなければいけないこと」が増えて、住まいの大切さをあらためて感じている人も多いと思います。
これから家づくりをするあなたは、しっかりとした情報・知識を身につけることで、
〇コロナに負けない
〇コロナと上手く付き合っていく
これからの時代の“理想の家づくり”をすることができます。
一方で、家は長い年月をすごす場所。
コロナ対策だけを優先するわけにはいきません。
これからご紹介する《5つのポイント》がそれぞれ、「コロナ終息後もわが家にとってメリットのあるものか?」についても一緒に考えていきましょう。
〈手洗い洗面〉は、玄関のすぐそばにつくる
帰宅後、すぐに手洗い・うがいができる環境を
感染予防に「手洗い・うがい」が重要なのは言うまでもありませんね。そこで今、玄関から近い場所に〈手洗い洗面〉をつくる人が増えています。 間取りの例としては…
〇玄関のすぐそばに、独立した〈手洗い洗面〉をつくる
〇玄関から、リビングを通らずにアクセスできる場所に〈洗面所・バスルーム〉をつくる
このような選択肢があります。
コロナ終息後のメリットは?→お子さんの手洗い習慣。アウトドア好きのファミリーにもおすすめ
コロナ禍に限らず、手洗い・うがいは習慣にしたいもの。でも、玄関から洗面所に行くまでにおもちゃやテレビがあると、そちらに夢中になってしまうお子さんは多いです。玄関のすぐそばに〈手洗い洗面〉があることで、「靴を脱ぐ」→「手を洗う」の自然な流れをつくることができます。
また、アウトドアやスポーツが好きなご家族にとっても、帰宅後すぐにシャワーをあびられるような動線をつくると、リビングを汚さずにすみますね。
上着や帽子・カバンが収納できる広めの〈シューズクローク〉をつくる
ウイルスを家の中に持ち込まない!
玄関横の〈シューズクローク〉。〈シューズインクローゼット〉〈玄関クローク〉〈土間収納〉などとも呼ばれます。この〈シューズクローク〉を広めにつくり、靴だけでなく「上着」や「帽子」「カバン」も収納できるようにするのがおすすめです。
外との接触が多いものをクロークに置いておくことで、リビングやキッチンにウイルスを持ち込みにくくすることができます。
コロナ終息後のメリットは?→花粉対策。自分のものは自分で片づける習慣も
〈シューズクローク〉は、ウイルスと同じ理由で、花粉症に悩む人にも多く採用されています。また、ベビーカーや外あそび道具の収納場所として、子育て世代に人気です。さらに、2階のクローゼットまで持っていくのが面倒で、上着やカバンがリビングに置きっぱなし…というよくある悩みも、解決することができますね。
仕事スタイル・生活スタイルにあった〈ワークスペース〉をつくる
リモートワークを快適に!
コロナ禍でもっとも困ったことの一つは「リモートワーク」「テレワーク」の環境ではないでしょうか。
・夫婦ともにリモートワークで、デスクの取り合いになった!
・リモート会議の画面にお子さんが映りこんでしまった!
などなど。
聞けばほっこりしてしまうけれど、当の本人は大変で…そんなお困りエピソードがたくさんありましたね。今回のことをきっかけに、家の中に〈ワークスペース〉をつくる人が増えています。一言に〈ワークスペース〉と言っても、あなたの仕事スタイルやご家族との関係で必要なスペースは変わってきます。 例えば…
〇リモート会議が多い人には、声が気にならない「個室」が必要
〇お子さんを見ながら仕事をする必要がある人は、リビングやダイニングの一角に「オープンな作業デスク」があると便利
ほかにも、
〇家族の気配を感じながらも仕事に集中できる「半個室のワークスペース」
〇廊下や階段下を活用した「簡易な作業スペース」
などなど、様ざまなかたちがあります。あなたにぴったりのワークスペースはどのタイプでしょうか?
コロナ終息後のメリットは?→リモートワーク・オンライン学習はこれからも広がる
これまでも、働き方改革の一環としてすすめられてきた「リモートワーク(テレワーク)」。今回のことをきっかけに、さらに広がっていくことが予想されます。また、仕事にかぎらず、お子さんの「学習スペース」や、セカンドライフの「趣味のスペース」など、多目的に活用できますね。
新しい生活様式を快適にする〈宅配BOX〉や〈パントリー〉をとりいれる
「ネットショッピング」や「まとめ買い」に便利な設備
人との接触や混雑をさけるための“新しい生活様式”。買い物については、なるべく「ネットショッピング」を利用したり、「まとめ買い」で回数を減らしたり、そんな工夫をしている人も多いと思います。最近人気の〈宅配ボックス〉は、不在時にも荷物をうけとることができ、とても便利です。コロナ禍に普及したいわゆる“置き配”も、雨や盗難の心配なく活用することができますね。後付けもできますが、家を建てるのと同時に設置すれば、スタイルやサイズもあなたの暮らしにぴったりのものが選択可能です。また、キッチン近くに食品や調理器具を収納できる〈パントリー〉をつくるのもおすすめです。せっかく「まとめ買い」をしても、収納スペースがなく、キッチンが散らかってしまっては残念。〈パントリー〉をつくることで、キッチンをすっきり保つことができ、気持ちよくお料理ができますね。
コロナ終息後のメリットは?→お子さんの防犯。非常時のための備蓄にも
お子さんが大きくなると、一人で留守番をする機会も出てきます。その際に〈宅配ボックス〉があれば、宅配業者をよそおった犯罪にまきこまれる心配もありません。また、最近は地震だけでなく、台風、豪雨などへの備えも大切になってきています。
日頃から〈パントリー〉に多めの食品を置いておくことは、非常時への備えとしても有効です。身近な場所にあれば定期的なチェックもしやすく、使いながら備える=「ローリングストック」も実践しやすいですね。
キッチンは「ママのもの」から「家族のもの」
家族みんなで料理を楽しめるキッチンづくり
ステイホーム期間、3度の食事づくりに頭を悩ませた人は多かったと思います。その一方で、おうち時間の一つとして、家族みんなで料理を楽しんだという人たちもいました。
ただ、多くのキッチンは、ママが一人で作業することを想定してつくられています。そのため、パパやお子さんと料理をすると、互いがぶつかったり、作業スペースが足りなかったりという問題も出てきました。 家族みんなが使いやすいキッチンにするためには…
〇キッチンに2方向から入れる動線をつくる
〇アイランドキッチンなど、複数人が同時に作業できるスペースをつくる
〇コンロ3つが横並びになったタイプを採用する
などの方法があります。
コロナ終息後のメリットは?→家事は「ラクする」ものから「シェアする」ものへ
これまで「家事の負担を軽くする」というと、〈食洗機〉や〈スムーズな家事動線〉など、ママの家事を「ラクにする」ことがメインでした。
しかしこれからは、ママが一人で担ってきた家事を、パパやお子さん、または代行サービスの利用で分担する=「シェアする」スタイルが広がっていくことが予想されます。
キッチンは“ママだけ”ではなく、“家族みんな”が使いやすいものに。 それが、これからの家事スタイルにあった、理想のキッチン像になっていくと思います。